明治三十年
富士の湧水に
わさびが根を下ろしました
金太郎伝説の地からお届けします
ごあいさつ
再開いたしました
2021年8月に作業場が出火原因不明の火災で全焼し、建物や備品、わさび漬けに必須の熟成中の酒粕まで全てを失いました。新たに酒粕を熟成するためには期間が必要なため、長らく製造に着手できずにおりましたが、小さな作業場を再建して2022年8月から製造を再開に漕ぎつく事ができました。この間、お客様方に多大なご不便をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。また、火災直後からのご支援や暖かな励ましのお言葉をいただいた皆様に改めてお礼申し上げます。
僅かな生産量からの再開ですが、直販体制も順次整備し、お買い求めしやすくなるよう努めてまいります。季節限定の製品が多いので当ホームページ及び「旬のお知らせ」メールをご利用いただけたら幸いです。
(わさび漬の卸売りを主として営んでおります。業者様のお問い合わせもお待ち申し上げます。)
- 製造再開を機に当ホームページを開設するとともに2004年から公開していました旧ホームページ masakari.com は2023年2月25日をもって閉鎖いたしました。

季節商品(少量限定商品)の販売をメールにてご案内いたします。
お届け回数は年間2~3回程度です。
こだわり
わさび漬の素材 《わさび》
わさびの栽培には、主に加工用の「畑わさび」と 湧水を使った「沢わさび」があります。当店は自前の小さな"わさび沢"で収穫するわさびを主に、厳選した沢わさびを使用しています。
わさび漬の素材 《酒粕》
年末からの新酒の季節は新粕の季節です。出来立ての酒粕は大変香り高いのですが、熟成すると一層わさびと馴染むようになります。低温で長期熟成させた酒粕を使っています。
素材を生かす製法
「沢わさび」ならではの風味を極限まで生かすため、伝統的な調味料のみを使っています。手作業のきめ細かい加工を行い、どなたでも安心してお召し上がりいただける製品作りに努めいてます。
商品紹介
わさび漬け

自園を始め地元で収穫された沢わさびと自家熟成酒粕を主原料とし、再熟成させた「わさび漬」です。
※保存料は使用しておりませんので、冷蔵庫での保管をお願いします。(冷凍保存して頂けると3ヶ月程度の保存が可能です)
使用原材料 酒粕 わさび 砂糖 塩 辛子 本味醂 水飴 焼酎
価格
750円(税込)/ 98g入
1,200円(税込)/162g入
三杯酢漬(直販のみ)

『花』季節限定品
2023年分は終了いたしました
春先(2月~3月頃)に、開花前のわさびの花を三杯酢漬にしています。瑞々しい花茎の食感をお楽しみください。お酒のお供にも好適です。
使用原材料 わさびの花・花茎 酢 本味醂 純米酒 砂糖 塩
価格 800円(税込)/140g入
『茎』受注生産品
三杯酢漬に合う茎の収穫ができた時だけの少量生産品です。わさびの茎は季節により固さも辛みも水分も変化します。季節の変化も味わえる逸品です。
使用原材料 わさびの茎(葉柄) 酢 本味醂 純米酒 砂糖 塩
価格 600円(税込)/140g入
根わさび(直販のみ)

自前のわさび沢の都合で、2024年秋からの収穫・販売を予定しています。暫くお待ちください。
気候変動の激しい折、作柄次第で価格や販売数量が変動する事をご了承ください。〔旬のお便り〕にご登録いただけますと販売開始時にお知らせいたします。
価格 1本500円(税込)から
収穫した状態によるのでお問い合わせください
季節商品(少量限定商品)の販売をメールにてご案内いたします。
お届け回数は年間2~3回程度です。
お客様の声
静岡県 M様
子供の頃から食して居る丸中の山葵漬
大人に成り、どちらの製品も同じなのだろうと思って居ました。辛いだけの物 水っぽい物 山葵を感じ無い物と 色々な物がある事を知りました。そんな中、私見ですが、こちらの商品は、山葵の辛味の中に酒粕のほろよい甘味が加わり辛味に円やかさを感じます。通常、山葵の辛さは開封時間を経過すると軽減されますが、こちらの商品は開封からの日持ちも良いように感じます。私は此方の山葵漬けが やっぱり一番と土産や贈答で使用して居ますがどの方も とても喜んで心待ちにして頂い下さって居ます。送る側の私も嬉しくなってしまいます。
埼玉県 Y様
丸中のわさび漬け
すごく美味しいです。他店の物も食べましたがやっぱりこちらのわさび漬けです。そのままはもちろんですが納豆に入れたら最高ですよ。
神奈川県 N様
丸中のわさび漬は
日本のどこのよりも美味しいですよ
H様
母親の出身が小山町で、幼少の頃からずっと存じ上げております。車で出掛けた折、小山町を通過する際は必ず丸中さんのわさび漬けを購入して帰ります。わさび漬けが日本で一番美味しいと思っております。
お問い合わせ
事業内容
時は流れても
引き継がれて欲しい食文化
明治三十年(1897年)、伊豆の上大見村地蔵堂(現在の伊豆市)に生をうけた、当店初代 荻原儀三郎が富士山の湧水でわさび栽培をはじめました。今、最高品質を誇る静岡県東部(小山町・御殿場市)のわさびの始まりです。
わさび漬の製造販売開始した明治三十五年以来 百二十余年、材料と製法を守って昔と変わらぬ手作りの良さを生かした製品づくりをしています。
今や機械化工業化デジタル情報社会で創業時とは比較にならない時代になりましたが、良い素材で作られた美味しいものは変わらぬと信じ、添加物の無い安心して召し上がれる製品をお届け致します。
わさびの栽培
この地域で初のわさび沢「六郎沢」は、今日も現役です。
他の地域の栽培でも生育に問題の出ている温暖化はもちろんのこと、経済成長と歩調を合わせた周辺地域の開発に伴う水量の減少が続き、栽培可能な面積が年々狭くなってしまいました。
近年は開発で山を追われたシカやカモシカの食害と踏み荒らしが増え、今まではあまり見かけなかった大型の鳥(シラサギ・アオサギ)のサワガニめあてのわさび沢荒らしが頻繁になり、いたちごっこのような日々を過ごしながらも無農薬での栽培を続けています。

1969年、当店と親交のあった、歌人 (故)生田蝶介 氏から頂いた短歌
商号 | 丸中わさび店 |
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代表者 | 代表 荻原 泰 (オギハラヤスシ) |
設立 | 1902年(明治35年) |
所在地 | 〒410-1312 静岡県駿東郡小山町菅沼520 |
連絡先 | 0550-76-0754 平日 午前9時から午後5時 |
事業内容 | わさび加工商品(わさび漬製造販売) |
適格請求書発行事業者 登録番号 | T1810974160950 |
